感情はそう長くは続きません

楽しい・嬉しいといった気持ちは長く続いてもちっともイヤじゃないし、何度でも味わいたいと思ったりしますよね。一方、悔しい・苦しい・腹立たしいなどの感情はできれば感じたくないものです。普通に生活していて自分にとって都合のよいことだけが起きればよいのですが、そうはいきませんよね。いやだなぁ、と思うことやガッカリしてしまうことが時には起きてしまいます。でも、そもそも人の感情はそんなに長くは続かないものなんです。それなのに、人によっては、何時間も、何日も、何週間も、何年も、いやな感情が続いてしまう場合があります。その理由のほとんどは、繰り返しその出来事を思い出しているから。意識をそこに向けるたびに、いかにも今まさにそれが起きているかのような錯覚に陥り、いったん収まった感情を自分でまた掘り起こしているだけなんです。感情は繰り返せば繰り返すほど強化されていく特徴がありますから、何回も思い出すほど、実際よりも何倍も大きくなっていきます。自分の意識をどこに向けるか？ということについて知らないまま日常生活を送り、感情をコントロールできないで苦しんでいる人が意外と多いのかもしれません。意識と感情をどのようにもっていったらよいか、についてもっと知りたいと思う方はぜひご連絡くださいね。ワークなど一緒に取り組んでいきましょう。